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松田まなぶ 日本NPO学会に出席

 日本NPO学会のパネル討論にパネラーとして出席し、日本でこれから重要な役割を担う非営利セクターの発展に向けて思いを語りました。

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 これは3月17日(日)に都内で開催された同学会の第15回年次大会で、演題は、『衆議院選挙政権公約からなぜNPO政策が消えたのか』。自民党からは逢沢一郎・衆議院議員、民主党からは辻元清美・衆議院議員、そして日本維新の会を代表して私、と、3党からパネラーが出席し、言論NPOの工藤泰志・代表の司会で、まず、この演題の疑問に答えることから討論が始まりました。

 政治的に中立な言論NPOが政党を呼んで行うこうしたパネル討論の場には、これまで自民、民主、公明の3党が呼ばれてきましたが、これからは日本維新の会が、このような場でも3党の一角を担っていくことになります。

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 このパネル討論は、日本NPO学会の会長の田中弥生さんが中心となり、言論NPOとの協力で開催されたものですが、私は言論NPOが11年ほど前に設立されたとき以前から、代表の工藤泰志さんともに、日本に質の高い本格的な議論の場を創ろうと同志として活動を続け、選挙に出る直前まで言論NPOの理事をしていました。財務省の官僚ではありましたが、会社員であろうと官僚であろうと、その前に一国民であり一市民である。そうした個人としての立場から国の将来を考え、NPOなど非営利セクターでパブリックな価値創出のために、本業の妨げにならない範囲で活動するのは、社会で自分に与えられた責任を超えた領域でさらに責任を果たしていくという、次の日本人の生き方にもつながるものと考えて、日本のためを思っての、本物の政策論の場づくりの活動でした。

 私はそこで長年にわたり、政党マニフェストや政権の評価、日本の将来像を構想する議論づくり、北京東京フォーラムをはじめ、様々な言論活動を裏からサポートしてきました。私がこんにち、国会議員として活動しているのも、そのような思いの延長です。言論NPOは日本では初めての、そして世界的にも稀有なチャレンジですが、NPOという仕組みそのものの日本の第一人者である田中弥生さんも言論NPOの理事をしており、かねてから親しくしてきました。
 私自身、言論NPOが中立的な言論機関として認定NPO法人の資格を得るためのみならず、税制上の優遇を受けるに必要な公益性判定の重要な要素となる政治的中立性の判定基準の策定に、田中弥生さんとともに携わってきた経緯もありましたから、今回のNPOに関する議論の場は、私の長年の思いそのものを反映する場でもありました。

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 私からは、日本維新の会が、国家の自立、地方の自立、個人の自立を提唱する政党であることからして、必然的に、自立的な個人が自らパブリックな価値創造に主体的に参画する場である非営利セクターこそが、次の日本を切り開くカギを握っていると考えるのは当然であることを述べました。現に、私は3月15日の内閣委員会で、NPO政策を担当する甘利大臣にNPO支援について質問し、積極的な答弁を引き出したところです。このことを会場で紹介した際には、満場からの拍手をいただきました。

 日本は、人類共通の課題に最初に直面する『課題先進国』。それを日本の強さとして活かし、市民や地域の主体的な意思でさまざまな課題解決モデルを生み出していく。それが維新の会が標榜する『賢く』強い国家につながる。そのような動きの舞台は、まさにエクセレントNPOであり、非営利セクターであり、そこでの国民一人一人の『自立』的なチャレンジが共助と価値創造に結実していくのだと思います。

 認定NPOに対する寄付税制も、所得控除から税額控除へと進んでいます。この税額控除の仕組みは、同じおカネを税金ではなく、自分はこういう公的価値に拠出したいという選択肢を与えるものともいえます。民主主義の多数決では拾いきれない多様なパブリックな価値実現を、まさに国民一人一人が自ら選択することに委ねるもので、価値観が多様化した成熟社会にふさわしいソリューションだと思います。NPOの育成に向けた今後の課題は、まだたくさんあります。NPOの経営をどうサポートしていくかもその一つです。これからも日本の新たな国づくりの視点から、NPO関係の皆さまと協働してまいりたいと思っています。
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Author:matsuda-manabu
松田政策研究所は、松田学を中心とした講師・研究員が、これからの日本の未来に関する国家像や社会の在り様について総合的な調査・研究 を行い、夢を持てる国づくりの基盤を創り、社会と国家の発展に寄与するのが目的です。

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