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松田まなぶ 2夜にわたりクリスマスにコンサートを開催してチェロを弾く

 クリスマス・イヴとクリスマス当日に東京と横浜でクリスマス・コンサートをいたしました。

 まず、12月24日のクリスマス・イヴコンサートですが、場所はベーゼンドルファー・東京(中野坂上駅上、ハーモニータワー1階)のサロンでした。

 ベーゼンドルファー…クラシックファンの方にはとっては、そのキラキラのやわらかい音色(と私は感じていますが)を連想させることで独特の響きをもつ固有名詞だと思います。オーストリアの音楽の伝統を象徴するピアノ製造会社で、スタインウェイとともに世界の人気を二分しています。
 家族がウィーンに滞在するようになってから、私自身も毎年のようにウィーンに渡航していた時期がありましたが、ピアニストである松田裕美子は現地でベーゼンドルファーのサロンでコンサートを開くなど、同社には色々とお世話になっていました。私も同社の工場に置いてあるピアノをよくいたずら弾きしましたが、ウィーンの空気を吸いながら、この素晴らしい音色の出る鍵盤を触っていると、自分が本物のモーツァルトを奏でているかのような錯覚を覚えたものです。
 同社は経営不振で日本のヤマハに買収されたので心配していましたが、その技術や伝統はがきちんと継承されていくことが何よりも大事です。
 今回のイヴコンサートは、世界でたった一台しか製造されていない創立185周年記念の24金塗装も目に眩いグランド・ピアノでのデモンストレーション演奏会でした。

 買うなら、お値段は1億円、触るだけならタダ、こちらはコンサート終了後の私のいたずら弾きの動画です。
 
 コンサートは松田裕美子のピアノソロが中心で、ウイーンでご縁を得た後閑氏のクラリネットとの二重奏もありました。

 そして、最後に、私、松田まなぶが、この夜の10分だけ本業をチェリストに転職して?、ブラームスの「ピアノとチェロのためのソナタ」ホ短調の第一楽章を奏しました。
 このコンサートには、以前、私のブログ等でもご紹介した、日本を代表する世界的なオペラの林康子先生もお見えになっていました。
 
 私は、そのような方の前で平気でブラームスを弾く自分自身にあきれておりましたが、最近、CDを出して評判になっている?松田裕美子のピアノ演奏のほうは、かなり褒めてくださいました。

 次に、12月25日の夜は、横浜市神奈川区の東横線白楽駅の近くの「ザ・サロン白楽」にてクリスマス・コンサートでした。このサロンは、いつもサロンコンサートをさせていただいている横浜市港北区の池田サロンのマダムの池田女史が運営しているものです。この日は、いずれもウィーンで音楽活動をしているクラリネット奏者の後閑氏、ビオラ奏者、バリトン歌手も演奏に加わり、やはり最後は、私がチェロ奏者になってのブラームス(写真)。ふだん、練習する時間がないので、前夜の本番がこの日の練習になりました。


 プログラム終了後、いつものように松田まなぶの国政報告に。アベノミクスでは持続的な経済成長にはならない、世界最大の対外純資産国として一国全体としてはすでにあり余るおカネを持つ日本の課題は、さらにおカネを積むことではなく、国内に広くおカネが回る仕組みを創ること、特に大事なのは、これから日本の人口のマジョリティーになっていく高齢世代がおカネを使う世代になること、そうなるための社会システムを組み立てるべきこと、などを述べました。また、話題の特定秘密保護法案で最も国民の懸念に応えるまっとうな提案をしてきたのが日本維新の会であることも、忘れずに論じました。
 そのあとは、ドイツワインを楽しみながら、サロンでの懇親会に。

 両日とも、いつものように北井康一さんに曲の解説者、会の運営者としてお世話になりました。北井さんとは、池田サロンのマダムとともに、テレビ神奈川の私の番組「松田まなぶのカナガワ未来レポート」座談会を11月17日の「サロンコンサート第5弾」の際に行いました。その時の写真を掲載します。


 その北井さんから、以前、私のブログでもご紹介した神奈川ドイツワイン協会のクリスマスパーティーでご紹介いただいたのが、神奈川の作曲家、八木下茂さんです。今回のコンサートには、八木下さんは両夜ともお見えになり、そして両夜とも、松田裕美子が同氏作曲の「四季」を初演演奏いたしました。

 来年も、こうした音楽(+日本の未来を考える国政報告)の交流を続けていきます。
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Author:matsuda-manabu
松田政策研究所は、松田学を中心とした講師・研究員が、これからの日本の未来に関する国家像や社会の在り様について総合的な調査・研究 を行い、夢を持てる国づくりの基盤を創り、社会と国家の発展に寄与するのが目的です。

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