沖縄PT第3回沖縄訪問、オスプレイを体験。
- 2013/12/13
- 20:45
私が座長を務めさせていただいている日本維新の会国会議員団の「沖縄PT」が、臨時国会終了直後の12月8日夜~9日、3度目の沖縄現地訪問をいたしました。
このPTには、先の参院選で当選された、沖縄の地元政界出身の儀間光男・参議院議員が加わり、いろいろな面でサポートしていただけるようになりました。おかげさまで、今回、充実した視察となりました。今回の訪問団の国会議員メンバーは後記のとおりです。
12月8日夜、私たち一行はまず、日本維新の会が連携関係を強化している「政党そうぞう」を訪れ、下地幹郎・代表(前衆議院議員)や當間盛夫・代表代行をはじめとする皆様と沖縄の現状や課題などについて意見交換。下地代表からは、基地問題の本質や解決策などについて示唆に富むお話を聞くことができました。
同じ米軍でも空軍などと海兵隊とでは兵士の状況にも大きな違いがあり、グァムとの間でローテーションを組むなど、沖縄の負担軽減にはいろいろな解決の道があり得るようです。沖縄問題の基本には貧困という問題もあります。経済と一体での解決ビジョンを維新が提示することが望まれます。終了後、現地プレスの記者会見が行われ、私たち維新の会として、沖縄の人々とともに沖縄の自立的発展に向けた将来像を考え、基地問題への解決策を示す決意を申し上げました。その後、政党そうぞうの皆さんと懇親の場を持ち、沖縄の現状についての理解を深めることができました。
翌9日は、朝から米軍施設のキャンプキンザーを訪れましたが、その広大な敷地が返還されれば、産業集積や住宅地だけでなく、私たち維新が推進している統合リゾート(カジノを含む)のロケーションとしても、さまざまな可能性が発展していくようです。

「これはビルではなく、沖縄に停泊中の大型クルーズ船」
その後、若狭クルーズバースを訪れましたが、遠くからみても威容を誇る巨大なクルーズ客船が停泊(写真)、約一日程度の停泊中に数千人の中国人乗客が、優れた日本製品を求めて那覇市内にショッピング等にでかけるそうですが、彼らがおカネを使うだけで、1.4億円の経済効果があるようです。これが年間50~100隻になるだけでも、沖縄経済にとっては相当な恩恵といえるでしょう。成長するアジア太平洋地域に向き合う沖縄の地政学的メリットが、これだけでも実感できます。空のほうも、那覇空港の第二滑走路の整備状況をみてまいりました。
沖縄そばの昼食をはさんで、普天間飛行場へ。米軍基地の皆様のご協力で、オスプレイの内部視察という貴重な体験をさせていただきました。

「オスプレイ」
予想外にオープンで、写真も自由に撮らせていただきましたから、少なくとも、私たちが見たものは、ここに掲載してはいけない「特定秘密」ではないといえます。

「オスプレイを操縦?」

「オスプレイで上空から?」
写真のように私も、オスプレイを操縦して空を飛んだ?のではなく、実はこれは、操縦訓練用のシミュレーションセンターです。私たち一行は一人ずつ、操縦席に座り、飛行体験?をさせていただいたのですが、実に快適な空の旅?でした。操縦桿を少し動かすだけで、風景が揺れます。窓に映し出される飛行場の施設、海や山々や空など、実際に本当に飛んでいるような錯覚を味わえます。

「空中給油はこうして」
私が操縦した際には、空中給油が行われました(写真)。こんなことが本当にできるわけです。航続距離は無限ということになります。機動的かつスムーズな飛行状況からみても、性能の素晴らしさは確かで、その国防上の意味は大きいものと思われます。
本物のオスプレイのほうも、写真のように操縦席に座らせていただきました。

「本物のオスプレイ」

「本物の操縦席にて」
オスプレイのあとに訪れたのは、私自身は9月に内閣委員会の視察でも訪れた科学技術大学院大学でしたが、これだけの国費を投入して世界中から人材を集め、充実した設備を備えているからには、国際的にもアジアの知のセンターとして高い成果をあげていただかねばなりませんし、沖縄の地元の課題解決にも貢献してほしいと思います。
最後に那覇空港にて帰りの便に乗る直前に、今度はテレビカメラも入って、再び、地元プレスに対する会見となりました。団を代表して、視察の感想を問われた私からは、おおむね次のようなお答えをいたしました。
「維新の会としては従来から、普天間から辺野古への基地移設に賛成しているが、単にそれを言うだけではなく、沖縄の負担軽減のために基地問題についてさらに何をすべきかを考え、提言していきたい。その上で、今回の視察でも感じられたのは、これを経済振興と一体で考えなければならないということであり、その際に重要なのは、沖縄の地政学的なメリットを活かす形で経済的自立の道を描くことである。その上でも、基地の跡地をどう活用していくかは重要なポイントであり、それを妨げているのも基地問題がどうなるかの将来展望が見えないことである。我々としては、基地問題の解決への具体的な方策をとりまとめたいと考えており、そのために、今後とも何度も沖縄を訪れ、沖縄の皆様とともに沖縄の未来を考えていきたい。」
今回の訪問団には、私のほか、次の国会議員が参加しました。儀間光男・参議院議員(本PT座長代理)、石関貴史・衆議院議員、阪口直人・衆議院議員、中丸啓・衆議院議員(衆院安全保障委員会理事)、百瀬智之・衆議院議員、清水貴之・参議院議員。
このPTには、先の参院選で当選された、沖縄の地元政界出身の儀間光男・参議院議員が加わり、いろいろな面でサポートしていただけるようになりました。おかげさまで、今回、充実した視察となりました。今回の訪問団の国会議員メンバーは後記のとおりです。
12月8日夜、私たち一行はまず、日本維新の会が連携関係を強化している「政党そうぞう」を訪れ、下地幹郎・代表(前衆議院議員)や當間盛夫・代表代行をはじめとする皆様と沖縄の現状や課題などについて意見交換。下地代表からは、基地問題の本質や解決策などについて示唆に富むお話を聞くことができました。
同じ米軍でも空軍などと海兵隊とでは兵士の状況にも大きな違いがあり、グァムとの間でローテーションを組むなど、沖縄の負担軽減にはいろいろな解決の道があり得るようです。沖縄問題の基本には貧困という問題もあります。経済と一体での解決ビジョンを維新が提示することが望まれます。終了後、現地プレスの記者会見が行われ、私たち維新の会として、沖縄の人々とともに沖縄の自立的発展に向けた将来像を考え、基地問題への解決策を示す決意を申し上げました。その後、政党そうぞうの皆さんと懇親の場を持ち、沖縄の現状についての理解を深めることができました。
翌9日は、朝から米軍施設のキャンプキンザーを訪れましたが、その広大な敷地が返還されれば、産業集積や住宅地だけでなく、私たち維新が推進している統合リゾート(カジノを含む)のロケーションとしても、さまざまな可能性が発展していくようです。

「これはビルではなく、沖縄に停泊中の大型クルーズ船」
その後、若狭クルーズバースを訪れましたが、遠くからみても威容を誇る巨大なクルーズ客船が停泊(写真)、約一日程度の停泊中に数千人の中国人乗客が、優れた日本製品を求めて那覇市内にショッピング等にでかけるそうですが、彼らがおカネを使うだけで、1.4億円の経済効果があるようです。これが年間50~100隻になるだけでも、沖縄経済にとっては相当な恩恵といえるでしょう。成長するアジア太平洋地域に向き合う沖縄の地政学的メリットが、これだけでも実感できます。空のほうも、那覇空港の第二滑走路の整備状況をみてまいりました。
沖縄そばの昼食をはさんで、普天間飛行場へ。米軍基地の皆様のご協力で、オスプレイの内部視察という貴重な体験をさせていただきました。

「オスプレイ」
予想外にオープンで、写真も自由に撮らせていただきましたから、少なくとも、私たちが見たものは、ここに掲載してはいけない「特定秘密」ではないといえます。

「オスプレイを操縦?」

「オスプレイで上空から?」
写真のように私も、オスプレイを操縦して空を飛んだ?のではなく、実はこれは、操縦訓練用のシミュレーションセンターです。私たち一行は一人ずつ、操縦席に座り、飛行体験?をさせていただいたのですが、実に快適な空の旅?でした。操縦桿を少し動かすだけで、風景が揺れます。窓に映し出される飛行場の施設、海や山々や空など、実際に本当に飛んでいるような錯覚を味わえます。

「空中給油はこうして」
私が操縦した際には、空中給油が行われました(写真)。こんなことが本当にできるわけです。航続距離は無限ということになります。機動的かつスムーズな飛行状況からみても、性能の素晴らしさは確かで、その国防上の意味は大きいものと思われます。
本物のオスプレイのほうも、写真のように操縦席に座らせていただきました。

「本物のオスプレイ」

「本物の操縦席にて」
オスプレイのあとに訪れたのは、私自身は9月に内閣委員会の視察でも訪れた科学技術大学院大学でしたが、これだけの国費を投入して世界中から人材を集め、充実した設備を備えているからには、国際的にもアジアの知のセンターとして高い成果をあげていただかねばなりませんし、沖縄の地元の課題解決にも貢献してほしいと思います。
最後に那覇空港にて帰りの便に乗る直前に、今度はテレビカメラも入って、再び、地元プレスに対する会見となりました。団を代表して、視察の感想を問われた私からは、おおむね次のようなお答えをいたしました。
「維新の会としては従来から、普天間から辺野古への基地移設に賛成しているが、単にそれを言うだけではなく、沖縄の負担軽減のために基地問題についてさらに何をすべきかを考え、提言していきたい。その上で、今回の視察でも感じられたのは、これを経済振興と一体で考えなければならないということであり、その際に重要なのは、沖縄の地政学的なメリットを活かす形で経済的自立の道を描くことである。その上でも、基地の跡地をどう活用していくかは重要なポイントであり、それを妨げているのも基地問題がどうなるかの将来展望が見えないことである。我々としては、基地問題の解決への具体的な方策をとりまとめたいと考えており、そのために、今後とも何度も沖縄を訪れ、沖縄の皆様とともに沖縄の未来を考えていきたい。」
今回の訪問団には、私のほか、次の国会議員が参加しました。儀間光男・参議院議員(本PT座長代理)、石関貴史・衆議院議員、阪口直人・衆議院議員、中丸啓・衆議院議員(衆院安全保障委員会理事)、百瀬智之・衆議院議員、清水貴之・参議院議員。
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