fc2ブログ

記事一覧

【試論・松田プラン】その7 日本で消費増税が景気にマイナスとなる理由と永久国債~松田学の論考~

前号その6に続き、消費増税の経済への影響を回避するために永久国債を活用する方策について、以下、話を進めます。前号はこちら↓をご覧ください。https://ameblo.jp/matsuda-manabu/entry-12369182567.html●消費増税は国民全体では負担増にはならない私が永久国債オペを提案していると言っても、それは消費増税と一体なのか…、結局、松田も財政再建派なのか、と思われるかもしれません。しかし、私は「財政か経済か」の二項対立の...

続きを読む

【試論・松田プラン】その6 百兆円を限度とする永久国債オペレーション・スモール案~松田学の論考~

政府と日銀を連結させた「統合政府」でバランスシートをみると、異次元の金融緩和は既に国債発行残高の半分に相当する450兆円の規模で、政府の民間に対する債務を消滅させており、日銀保有国債が満期が来るたびに永久国債に乗り換え、これを日銀が永久保有すれば、こうした財政再建効果が確定します。この「永久国債オペ」については、これまでも、その1~その5まで、5回に分けて述べてきました。このオペに対しては、ハイパーイン...

続きを読む

【試論・松田プラン】その5 永久国債オペで消費増税と景気が両立~松田学の論考~

前号その4では、永久国債オペが財政規律と矛盾しないことを述べました。↓https://ameblo.jp/matsuda-manabu/entry-12365974032.html今回は、議論としては、その続きになります。以下、永久国債オペと消費増税との関係を検討してみたいと思います。日本では世界に例のない国債の減債制度(60年償還ルール)が営まれています。このことにより、永久国債オペをすれば、消費増税の経済へのマイナスを回避することが可能です。●フローベー...

続きを読む

【試論・松田プラン】その5 永久国債オペで消費増税と景気が両立~松田学の論考~

前号その4では、永久国債オペが財政規律と矛盾しないことを述べました。↓https://ameblo.jp/matsuda-manabu/entry-12365974032.html今回は、議論としては、その続きになります。以下、永久国債オペと消費増税との関係を検討してみたいと思います。日本では世界に例のない国債の減債制度(60年償還ルール)が営まれています。このことにより、永久国債オペをすれば、消費増税の経済へのマイナスを回避することが可能です。●フローベー...

続きを読む

【試論・松田プラン】その4 永久国債オペと財政規律~松田学の論考~

巨額の日銀保有国債(450兆円程度)を満期が来るたびに永久国債に乗り換えていく。この一見過激な「松田プラン」は、アベノミクスがもたらしている思わぬ財政再建効果を将来にわたり確定させるものです。それへの賛否はともかく、議論にお付き合いいただくと色々なことが見えてくると思います。さらに続けたいと思います。前号【松田プラン】その3では、この「永久国債オペ」によっても、ハイパーインフレの懸念はなく、銀行経営ヘの...

続きを読む

プロフィール

matsuda-manabu

Author:matsuda-manabu
松田政策研究所は、松田学を中心とした講師・研究員が、これからの日本の未来に関する国家像や社会の在り様について総合的な調査・研究 を行い、夢を持てる国づくりの基盤を創り、社会と国家の発展に寄与するのが目的です。

月別アーカイブ