【ニッポン興国論】第1回 消費税率引上げは国民にとって負担増なのか
- 2012/04/29
- 22:51
松田まなぶのブログでは、日本が将来を切り開くための国政上の課題を中心に、長い論文ではなく、できるだけ短い論に分けたシリーズものを掲載する場として、新たに【ニッポン興国論】を設けることにしました。一部、このブログに出している長い論文と重複するところもありますが、それについては、短く切ることで分かりやすく示す趣旨もあります。最初は、国論を二分する重要問題の一つとして、消費税増税に関連する論を、何回かに...
消費税問題を考える-その3-消費税増税は本当に景気にマイナスなのか-後編-
- 2012/04/19
- 00:35
(前編からの続き)二.消費税増税は本当に景気にマイナスなのか-後編-●赤字国債も60年償還ルールであることが問題。 第三に、「積極財政と財政規律の使い分けの論理」です。もし、近いうちに欧州債務問題が解決に向かえば、前記のグローバル市場の論理がもたらすリスクは小さくなりますが、このほかにもう一つ、消費税増税が景気にプラスになる理由があります。それは、財政規律の確保が政府の景気対策の自由度を高めることです。こ...
消費税問題を考える-その2-消費税増税は本当に景気にマイナスなのか-前編-
- 2012/04/19
- 00:24
二.消費税増税は本当に景気にマイナスなのか-前編-●経済成長と消費税率引上げの関係を巡る誤解 「こんなデフレ不況の状態で消費税率を引き上げれば、景気はますます悪化し、その結果、税収も減り、財政はもっと悪くなる。まずは、経済成長を高めることが優先であり、財政再建はそれによる税収増で達成される。少なくとも、景気がもっと良いときでなければ消費税率は上げられない。」この主張には、妙に説得力があります。消費税率...
「TPP興国論」の出版を祝う集いのご案内
- 2012/04/18
- 23:24
松田学君の出版を祝う集いのご案内 このたび、松田学君が著書(TPP興国論)を出版したことを記念して、彼を励ます集いを催すことにいたしました。「第31回いざ鎌倉の会」(定例勉強会、当日は杉本和行・みずほ総合研究所理事長が講師)の集まりの中で開催いたしますので、この勉強会と併せてご出席いただきたく、ご案内申し上げます。 呼びかけ人代表 篠沢恭助 (財)資本市場研究会理事長 ...